朝の健康チェック

 今日も暑くなりそうな朝の出来事。

 写真はバンドウイルカとティーラくん比嘉トレーナーです。

って何してるの!!?

比嘉トレーナーの腕がティーラくんの口の中に・・・・・・!!?

かまれてるよ〜!!!

でも少し様子が違うような・・・・・・ちょっと近づいてみましょう。


 近づいても、やっぱり比嘉トレーナーの腕はティーラくんの口の中。
 
 なんとこれ、口内チェックという健康チェックの1つなんです!!
 口内チェックでは異物が詰まっていないか、口内に新しい傷が無いか、歯は折れていないか、変な臭いはしなしかなどをチェックします。遊んでいる最中に間違って葉や海藻を飲み込んでしまうこともあるため、手を入れのどにひっかかっているものが無いか確認します。
 おぉ!比嘉トレーナー結構攻めますね〜、肘までグイグイ入っている・・・見ているこっちがハラハラしますよ。
ティーラくんもトレーナーが手を入れやすいように上に伸びあがっています。頑張っていますね!!

 口内の様子は柔らかくプニプニしていて、ほんのり温かいそうです。

 この口内チェックはトレーナーとイルカの信頼関係が大切!口の中に手を入れられるなんてめったにないことなので、少しずつトレーニングを行い信頼と行動を完成させていきます。

 本日ティーラくんは異常なしでした。
この様子を遠くから見かけても決してかまれているわけではないので、御安心ください。
 


ティカちゃんの水吹き

 
 ハナゴンドウのティカちゃんです。なんとティカちゃん、最近水吹き(口から水を噴き出すこと)ができるようになりました!口から水がぴゅっと出ているのが分かりますか?

 実はこの技、トレーナーが教えたわけではなく、ティカちゃんが自由時間に自分で考えた遊びから生まれたものなんです!イルカってすごいですね

 自由時間にイルカが遊びでした行動を種目として覚えさせるには、まず、自由時間にその行動が出た時に、褒めてご褒美をあげますしかし最初、イルカはなぜ褒められたのかわかりません「なんでご褒美もらえたの?」ときっと思っています。イルカも自分で考えるので、いろんな行動をしながら「これは?これは?」とトレーナーの様子をうかがいますそうしていくとだんだん行動が絞られ、種目にしたい行動がたくさん出るようになります。「これをしたらご褒美がもらえる!」というのをイルカがわかるんですね。これができたら次の段階その行動をいつでもではなく、『トレーナーがやってほしいとき=サインを出したとき』のみ褒めていきます。そうするとイルカは「さっきは褒めてもらえたのに・・・なんで?」と思います。繰り返していくにつれて「このサインがやってねの合図か」と理解し、『サイン→種目』となります。最後はその種目をよりよくするためにいいときだけ褒めて(ジャンプなら高く飛んでいる時、水かけならたくさん水が出た時など)いくと種目完成です

 もちろん簡単にはいきません。すぐ次の段階に行くイルカもいればそうでないイルカもるので、そのイルカの性格に合わせてトレーニング予定を決めていきます

 ティカちゃん「これをしたらご褒美がもらえる!」と最近わかったようで、トレーニング中は「見て!見て!」と水吹きをしまくっています。たくさん水が出ることもあれば(右の写真のように)ちょっろっとしか水が出ないことも(左上の写真)あります。他にも顔が沈んだり、ふらふらしたり・・・・・・まだまだ課題はいっぱいです。
 これから、サインを覚えて上手く水が吹けるようになるにはどのくらいかかるかな?
 
あたたかい目で見守りたいですね

体温測定

 今日は久々に晴れ最近台風うが来たりして雨が続いていたもので・・・・・・今日も1日暑くなりそうです。

 朝一番!トレーナーたちがイルカのお部屋に行ってまず最初にすることは、イルカの健康チェックです今日はこの健康チェックの中の体温測定を取材してきました
 イルカも海の中には棲んでいますが、私たちと同じ哺乳類ですですから、恒温動物。体温を測ることはイルカが健康かどうか知る1つの方法です。ちなみにイルカの体温ってみなさん知っていますか?だいだい36.5~36.6度なので、これも人と同じですね。体調が良くない時は熱も上がります。OMRCの獣医、山本トレーナーは「39.6度のイルカを見たことがあるよ」と言っていたのでかなり高くまで上がるようです(人とまったく同じですね)。

 さて、写真はバンドウイルカのパルちゃん米川トレーナー(足がチラリと見えているのは森口トレーナー)。現在、体温測定中。パルちゃんはひっくり返って仰向けの状態です。一体どこで体温を測っているんでしょうか?

 実はイルカの体温肛門から計ります。肛門体温計のコードを入れて、その先端の温度を調べます。測定中のイルカは、じっとこの体制を維持します。終わったらご褒美がたくさんもらえるので、イルカも頑張ります。と、いってもイルカは15分くらい息を止めていられるので、この測定2分くらいは余裕です
 今日のパルちゃんの体温36.4度でした。正常です

 これがOMRCで使用している体温測定機。人間の直腸用体温測定器が中に入っています(濡れると壊れてしまうので)。
指で持っているこのコードをイルカの肛門に20cmくらい入れて、体温を計ります。

 基本的に体温測定は毎朝1回ですが、体調が良くない時などは1日何度も計ることもあります。イルカは野生動物なので体調が悪くても隠そうとします(野生化で、体調が悪いことが周りに分かってしまうと襲われてしまうかもしれませんからね、強がっています)。ですから、ほんの少しのイルカのサインを見逃さないように目を光らせています


芸術家♪

 右の写真はドルフィンウェーブでのワンシーンなのですが、何をしているところかわかりますか?


 お客様が持っているのは色紙です。その色紙をイルカに向けていますね。ではイルカが持っているのは・・・・・・?


 イルカが持っているのは筆です。実は、イルカがお客様の持っている色紙にお絵かきをしているシーンなんですトレーナーはペイントと呼んでいます。





 これがイルカが持っていた筆です。くわえやすいようにトレーナーが改造しました。この筆の先にインクを付けてイルカに見せると・・・






 このように、くわえてくれます。写真はバンドウイルカのカノンちゃんですこの状態で、色紙を持っていくと筆を色紙に押しつけてを描いてくれます。

 「筆で描く」という動作は一見簡単そうにも見えますが、イルカたちはそうでもありません。なぜなら「筆=絵を描くもの」ではないからです。あたり前ですが、イルカたちは筆を見たことも、触ったこともありません。まずは筆を見せ、くわえる、それをキープする(沈まない、筆を落とさないなど)ことから教えます。できるようになったら、筆の先が色紙に当たった時にほめます。繰り返していくと、イルカは自分から色紙に筆を押し当てるようになるので、後は動いたときにもほめてあげると、ペイント完成です

 これがカノンちゃん描いた絵がこれです。いかがです?芸術的でしょ?

 イルカによってよく縦振りする子、横振りする子など絵の描き方も違うので、世界に1枚だけの作品が完成します。

 現在ペイントはバンドウイルカの全8頭(ニライくんティーラくんピーチちゃんパルちゃんカノンちゃんシュロちゃんカナリーちゃんココちゃん)みんなができます。

 みなさんも芸術家たちに会いにきてくださいね。
 

調餌場 拝見!!

 



 今日は雨です。沖縄では珍しく弱い雨がずっと降り続いています。朝はキレイな虹が出ていたそうです(私は見れてませんが・・・)。

 かたつむりは元気いっぱいですね。





 雨なので、今日は室内系で。この前イルカのごはんを紹介しましたが、それを作っている調餌場に行ってみましょう!

 ここが調餌場です。高橋トレーナーとアンドレアトレーナーがミーティングをしていましたが、カメラを向けてハイチーズ!!お仕事中ありがとうございました。

 朝、早番スタッフが7:00から出勤し、全員そろうのが8:00ごろ。最初のトレーニングが始まる前までにイルカたち全員分の1日のごはんを作るので、朝から調餌場は大忙し!!お魚にキズや悪いところがないかチェックし、イルカ1頭ずつ魚種や量が違うので計りながら、お弁当箱に入れていきます。OMRCでは魚は切らずにそのままあげています。




 
 一通り朝のごはん作りが終わると、冷蔵庫はイルカたちのお弁当箱でいっぱいに!!1日分のお魚を一度にあげるわけではないので(1日2〜4回に分けて)、お弁当箱はたくさんあります。

 
 右上にあるオレンジのバケツはエイ・サメたち用のごはん。イルカにあげるお魚を分けてもらっています。





このホワイトボードにイルカたちのごはんの量が書かれています。イルカが12頭、用紙も12枚あるのがわかりますか?

 他にもこのボードには、連絡事項やイルカのトレーニングについてなど大切な情報が書かれています。トレーニングやプログラムが始まってしまうと、全員バタバタで、なかなかゆっくり話すことが難しいこともあるので、ごはんを作りながら「あの子は昨日こうだったよ」「今日はこれを教えたいんだけど」などの情報交換もしておきます。


 用紙にどんな風に書かれているのかというと・・・・・・こんな感じです。

これはCo、つまりココちゃんのごはんの量です。ココちゃんはニシン、サンマ、サバ、アジ、シシャモ、イカを食べていて、1日の量を2回に分けてあげている様です。合計は13.2kgで、13952カロリー。

 みなさん用紙の見方はわかりましたか?



 調餌場はドルフィンラグーンカウンターのすぐそばにあります。ガラスごしではありますが、みなさんもチラリとのぞいてみてくださいね。

初!歯磨き!!

 朝はスコールもあったんですが涼しいのはその一瞬だけでした。今は暑く天気もいいですが、今日また雨が降りそうな雲がいくつかありましたね

 右の写真はアンドレアトレーナーとニライくんですアンドレアトレーナーはメキシコのドルフィンアドベンチャーというイルカの施設で働いていて、今年からOMRCでイルカのトレーナーをしています

 どんなトレーニング中かななにやらニライくん口をあけていますが・・・・・・ちょっと近づいてみましょう




 なんとっニライくん歯磨き中ですっ

 左の写真わかりますか?
 
 指についている歯ブラシで歯をゴシゴシ・・・。
 何を落としているんかというと、ニライくん歯には海藻が生えているので(以前紹介しましたね)、それを落としているんですね。




 こうして数分経過・・・・・・。
 
 良く見ると、小さな海藻が少し落ちています。
この海藻、かなり根をはっているようで、なかなか落ちませんブラシがちょっと柔らかすぎたのかもしれません。

 しかし、歯磨き中も口を開けてじ〜っとしていられるニライくん優秀ですねこの後はご褒美をたくさんもらっていましたよ
 この歯磨きトレーニングです。いきなり堅い歯ブラシで歯をこするとイルカもびっくりしてしまいます。口を開けること、トレーナーが歯や舌を触ってもじっとしていることから教え(ニライくんはできるので次の段階から)、ブラシも柔らかいものから、少しずつ堅いものにしていきます。

 ニライくん海藻について気にもしていませんが、やっぱりきれいな歯がいいですよね磨いて海藻が落ちるのかは不明ですが、気長に頑張りたいと思います。

イルカのごはん

 
 今日も天気が良く、暑い1日になりそうです。

 現在トレーニング中のバンドウイルカのシュロちゃんと玉城トレーナーシュロちゃんは大きな口を開けて、ごほうびのお魚をもらっていますね。
 
よく見る光景ですが、イルカたちはどんなお魚をもらっているか知っていますか?
 
今日はイルカのお弁当箱をちょっと覗いてみましょう!!

 OMRCではさまざまな種類のお魚をイルカたちにあげています。例えば・・・

 これは、サンマです。秋になると私たちはよく食べますが、イルカたちは1年中食べています。


 これは、ニシンです。あまりなじみのないお魚かしれませんが、数の子のお母さんですね。ニシンそばも有名ですね。


 
 これは、アジです。触るときはひれの棘に注意が必要です


 これは、シシャモです。上がオスで、下がメスですが、イルカたちにはオスのシシャモのみをあげています。理由は、メスは卵を持っているので、カロリーが高いこと、お腹の皮が破れやすく、破れるとそこから菌が入る可能性があるなどなどです。


 これは、サバです。写真ではわかりずらいですが、食卓に出ているサバより小さく、油の少ないものをあげています。


 今日のお弁当箱の中身はこんな感じでした。日によってあげる種類は多少変わります。イカをあげたり(ハナゴンドウのティカちゃんはイカのみです)、トビウオをあげたり・・・。イルカの体調や体重変動、トレーニング具合なども見ながら、量やカロリーを計算をして毎日トレーナーが決めています。

 お弁当箱をイルカのお部屋に持っていくときは、暑さでお魚が悪くならないよう、を入れていきます。また、今から行うとレーニングやプログラムの分だけ持っていくので、トレーナーはイルカのお部屋と調餌場(イルカのごはんを作るところ。大きな冷蔵庫があります)を行ったり来たり。

 イルカたちは1日約10キロ程度のごはんを食べるので、×12(イルカ12頭)で1日120キロものお魚をトレーナーは運んでいるんですね。いや〜、トレーナーは力持ちですね

血液検査

 以前、イルカの血液採集の様子を紹介しましたが、今日は採集した血液の行方を追ってみましょう
 OMRCには血液の成分を調べるために使用する顕微鏡遠心分離機、また血液内の成分を測定する装置がいくつかあります(とても高価なものだそうです、所長ありがとございます スタッフ一同)。今日はその装置の中で生化学自動分析装置という難しそうなものを紹介します

 まず採集した血液を小さな容器に入れ、右の遠心分離機にかけます。真っ赤な血液はぐるぐる回され、血清血球に分離します。
 何やら小中学校で習った単語が復習しなくては!!
 
 ちなみに血清とは写真△両緝分。淡黄色透明で免疫抗体や各種の栄養素などが含まれているもの。血球とは写真△硫蕊分。白血球や赤血球、血小板などが含まれているもの。

                                                                                                     







    (離前              ∧離後

 
 血液が分離したら、これを生化学自動分析装置にかけます。

 しばらくすると・・・検査結果が出てきます。
この装置は血液中に含まれるさまざまな成分の種類や割合を調べることができます

 例えば肝臓に異常がある場合はGOTGPTという成分の数値が上がることが多いそうです。
また、打撲をしているとCPKという成分の数値があがったり・・・などなど

 何やら難しそうですが、この数値を元に薬の投与など今後の方針を検討します。もちろんOMRCの装置だけでは測れない成分もあるので、業者さんに血液を送ることもあります

 このようにイルカたちの血液はくまなく調べられ、イルカの健康維持に役立てられているんですね
 
 いや〜、今日は本当に漢字が多い日になってしまいました。最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

ニライくんの歯に・・・!!

 今日もとってもいい天気ですそして暑いっ!!日差しが皮膚に刺さっています

 さてさて昨日おてんばなニライくんを少し紹介しましたが今日もこのニライくんについて。
 ニライくんは時々昨日の様に網を破って隣のお部屋に行ってしまいますが、普段はとってものんびり屋さんなんです。

 これはニライくんの自由時間の様子。他のイルカがおもちゃやトレーナーと遊んでいるのに対し、ニライくんはぷか〜と浮かんだまま。近くを通るトレーナーを目で追うことはあっても「遊んで、遊んで」と寄ってくることはあまりありません。しかも口が半開きっ

 いつもこうしてのんびり過ごすニライくんなのですが、おかげで歯に他のイルカにはできないこんなものが・・・・・・




 ちょっと口の中を見せてね〜。
わかりずらいと思うので、拡大です。下の歯をよ〜く見てください。


 わかりますか?実はニライくん、下の歯に海藻が生えているんです!
 なぜかって!?それはこの自由時間の過ごし方で間違いないでしょう。海藻も生えたくなるくらいのんびり屋さんなんですね(日もイイ感じで当たるので、光合成もばっちりです)。
 この海藻は何年も前から(5年以上前)生えているもので、ニライくん自身もまったく気にしていません。
 時間が経ってもなぜかこの写真以上生えないので(ニライくん自身も害はないようなので)、ひとまずこのまま様子を見ることにしましょう。

 ぷか〜と浮かびながら、次はどんな楽しいことをしようか考えているのかも。網を破るのはもうやめてね(トレーナー一同より)。


イルカの自由時間 パート2

 先日ブログで自由時間におもちゃで遊ぶイルカの紹介をしましたが、イルカたちはまだまだ遊び足りない様子トレーナーがそばを通ると顔をあげて可愛く「遊んで、遊んで」と誘ってきます。しかし夏はトレーナーも大忙しなかなか遊んであげられないのですがたまには息抜き(トレーナーもイルカも)も兼ねてイルカと遊びます(どっちが遊んでもらってるんだか)。

 でもこの遊びはトレーニングではないので、ご褒美にいつもあげているお魚はありませんイルカによってはトレーナーには見向きもせずに他のイルカと遊んでいることもありますが、「遊ぼうよ」「ここさわって〜」と寄ってくるイルカもいます。イルカたちにとってはなでてもらったり、一緒に遊んだりすることがお魚と同じくらい嬉しいことなんですね
 右の写真はバンドウイルカのティーラくんと森口トレーナーです。



 この遊んでいるときもイルカの健康チェックをする貴重な時間の一つ
 新しい傷がないか、他のイルカとの関係はどうか、イルカのテンションはどうかなどこの少しの時間も有効に使ってイルカを観察します。
 
 時にはイルカが遊びの中で「見て見て」とやってくれた動作が、新しい種目となることもあるんですよ。すごいですね〜
 左の写真はハナゴンドウのティカちゃんと米川トレーナーです。



DateYear
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>
OMRC
オキナワマリンリサ−チセンタ−

ドルフィン&スタッフ2010(1).jpg
OMRCは、1995年より「楽しく遊びながら学ぶ」をコンセプトに、沖縄県内2ヶ所「ルネッサンス リゾート オキナワ」と「もとぶ元気村」にて、イルカと遊ぶドルフィンプログラムや自然と遊ぶリーフプログラムを開催しています。

お魚スイッチ

ドルフィンアイランド

Dolphin Island

Navigation

Recent Entries

Monthly Archives

Search

ブログを検索: